生コンについて


暮らしを支える生コン

コンクリートは、高層ビルやショッピングモール、道路や橋、学校、病院、マンションそして住宅基礎などの日常生活にかかわる施設や、堤防・護岸などの防災施設などに使われ、私たちの暮らしと密接に関係しています。
皆が安心して暮らせるよう、良質な生コンクリートをお届けできるよう日々努力を重ねています。

生コンとは

生コン
水・砂・砂利、セメント、混和剤
これらを練り混ぜます


流動体の生コン
この流動体が生コン
※生コンが固まったものがコンクリート


生コンクリートの製造工程

生コンの製造はコンピューターで管理しています。どんな材料をどのくらいの量を使って製造するか等、すべての作業は自動で行われます。
さらに、出荷する人(配車係)、作る人(製造係)、検査する人(試験係)、運ぶ人(ミキサー車運転手)によってお客様の建設現場まで届けられます。

1.出荷管理装置により、配合に応じた原材料の計量データを操作盤に送る

◇ 出荷する人 ◇
おおよそ8時~15時半の間で、指定された時間に現場までに到着し、打設作業が円滑に進められるように、工場からの運搬時間、積載量、必要台数を考えながら、お客様の注文を受けます。
複数の現場での注文など工場全体の把握をするのも重要な役割。
生コン工場には、複数の大型ミキサー車や小型ミキサー車があり、各運転手に指示を出す司令塔として、配車係が活躍します。

2.操作盤に送られたデータに基づき、各材料を必要な量だけを計算して、ミキサに投入し練り混ぜる

◇ 生コンを作る人 ◇
生コンクリートはお客様から注文いただいた製品をその都度製造します。
出荷する人と作る人のグループ作業で、様々な製品が作られます。
材料等の組み合わせによって配合は何百種類にもなります。
材料の計量から練り混ぜて製品になるまで、製造係は、たくさんのモニターを見ながら品質や工程をチェックします。

3.出来上がった生コンを、納入先からの要求が充たされているか検査する

◇ 検査する人 ◇
生コンクリートは半製品でありながらJIS製品です。これらの製品には検査が必要なため、試験係が必須となります。
検査内容は多種に渡り、主に配合設計、材料検査、固まる前の生コンクリート、固まった後のコンクリートの強度試験、試験表作成などがあります。
生コンクリートは気温、気象、材料の変動によって毎日異なるため、製品の品質を安定させるために試験係の仕事は最も重要な役割となります。

4.生コンをミキサー車に積んで、現場まで運ぶ

◇ 運ぶ人 ◇
ミキサー車のドラムの中に生コンクリートを入れて安全運転で、建設現場まで配達します。
生コンクリートは時間とともに硬化がはじまるので、JIS規格では、90分以内に現場に納品することと決められています。
品質を保持するため、ドラムの内部まで整備・点検をします。
配達が終わる度にドラム内の洗浄を行い、水を排出してから、新しい生コンクリートを積み込んで次の現場に向かいます。

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プラントの構造

プラント構造

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